あ~か行


編み笠に 隠す頬傷 近入りの術

 

 

解説:

近入りの術とは、敵陣営に忍者を送り込み、戦いを有利にする術のこと。

頬に傷のある新入りのアイツ・・・もしや忍びか?


今の時代、手裏剣も刀も所持すりゃ犯罪。

 

 

解説:

おまわりさんの職務質問は大敵。世知辛い世の中だけど、

忍者たるもの、銃刀法違反には十分気を付けよう。


空蝉で 避けたはいいが 丸裸

 

 

解説:

空蝉の術とは、衣服を使って追手を欺く術。


縁は 伊賀者 甲賀者

 

 

解説:

忍者の縁は伊賀者、甲賀者から全国各地へ!?

「縁は異なもの味なもの」が元の言葉。

縁はどのように繋がるか分からなくておもしろいの意。


臆病は忍びの大敵

 

 

解説:

忍者にとって、恐怖を抱く、敵を軽んじる、思案のし過ぎはタブー。(忍者の三病)



風よ吹け 大凧乗って 天守閣

 

 

解説:

風をも味方に、夜空を高く上昇する忍者…。

大凧に乗って、空から城へ潜入した忍びはいるのでしょうか?着地が難しそうです。


狐隠れ 水に潜って におい消す

 

 

解説:

狐は、池などに潜ってにおいを消し、天敵をやりすごす。

このことから、水に潜む隠れ方を「狐隠れの術」という。


苦無貸す甲斐なく (回文)

 

解説:

逆から読んでも「くないかすかいなく」!

クナイを貸した甲斐もなく、奴は忍務に散った・・・。


煙玉 もくもく もくもく もっくもく

 

 

解説:

煙幕をはって、敵をかく乱させたりする「煙玉」。

「鳥の子」と呼ばれることも。


心の上に刃 忍びたるもの心を揺らさぬこと

 

 

解説:

「忍」という字は「心」に「刃」。

忍びとは、刃の下で揺るがぬ心を持ち、覚悟を持って耐え忍ぶ者。


※ 解説は「だいたいこんな感じ」というレベルのものです。すみません。